番外編・自前で配信しちゃおう!
自宅サーバの長所と短所
実際単に映像や音声を自宅から配信する場合、無理にストリーミングサーバを用意しなく ても普通のwebサーバからも行えます。しかし自宅でサーバを動かすということはそれ以上 の魅力も持ってます(^^)。メリットは?
+ 容量を気にせず好きなだけHDDが使える
+ ライブ配信ができます。
+ ランニングコストが安価で済む
+ CGIやJava、JavaScript等を好きなだけ使える
逆にデメリットは?
+ 安定した回線品質を保てない
+ メンテナンスが大変
+ 固定IPで無いとIPアドレスが変動してしまい面倒である
というようなものがあると思います。そうは言ってやはり自分でサーバを立てることは それ以上の楽しさもあります。
ストリーミングサーバソフト~
なるべく安価に運営したいのでソフトも無料で使えるものを用意しましょう。幸い現在は 多数のサーバソフトが無償で使えますので大体のフォーマットはサポート出来ます。まず はサーバの種類です。HelixUniversalServerBASIC
RealNetwork社のストリーミングサーバソフトです。BASICは機能制限された無償版です。 現行のライセンスではRealMediaのみ配信することが出来ます。QuickTime、WindowsMedia MPEG1、MPEG4、MP3等の配信には有償版を使わなければなりません。最大で1Mbpsの同時に 配信 可能です。Darwin Streaming Server
Apple社のQuickTimeStreamingServerのオープンソース版です。QuickTime、MPEG4、3GPP 3GPP2、Playlistを使ったMP3の配信が行なえます。SHOUTcast
Winampで有名なNulsoft社のIcecast互換のMP3ストリーミングサーバ、Winampから手軽に ライブ配信が行なえます。Icecast
OggVorbisとMP3形式のストリーミングが出来るストリーミングサーバ。SHOUTcastをはじ め互換ソフトも多数ある。Streamsicle
Javaを使ったMP3ストリーミングサーバ。リクエスト機能や検索機能も付いていて非常に 手軽で使いやすいサーバです。Windows Media エンコーダー
厳密にはストリーミングサーバではありません。WindowsMediaエンコーダーにサーバ機能 が含まれたもので同時に50人までライブ配信することが可能です。上記したサーバソフトはWindowsMediaエンコーダー以外はLinuxを初めとした多くの プラットフォームに移植されており自分の環境にあったものを使用することが可能です。